冷えと肥満の意外な関係とは?老廃物を流して痩せやすい体を作る方法
美容薬剤師が教える!美容/痩身/育毛/ホルモンケア
「手足がいつも冷たくて、なかなか痩せない…」
「むくみがひどくて、夕方には脚がパンパン」
「ダイエットを頑張ってるのに、体重が全然減らない」
こんなお悩み、ありませんか?実は、その冷えが、あなたのダイエットを邪魔している可能性があるんです。
「冷え」と「肥満」って、一見関係なさそうに見えますよね。
でも実は、体が冷えていると、脂肪が燃えにくくなったり、老廃物がたまりやすくなったりして、どんどん痩せにくい体になってしまうんです。
今回は、美容薬剤師として、冷えと肥満の関係、そして老廃物をちゃんと流して痩せやすい体質を作る方法について、わかりやすくお話しします。
「体が冷えてるのは体質だから仕方ない」って諦めていた方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
体を温めて、代謝を上げて、健康的にダイエットを成功させるヒントが見つかるはずです。
どうして冷えると太りやすくなるの?
「冷えてるだけで太るなんて、本当なの?」って疑問に思う方もいるかもしれませんね。でも、体の冷えと肥満には、ちゃんとした医学的な理由があるんですよ。
体温が下がると代謝も下がる
私たちの体は、常に体温を保つためにエネルギーを使っています。これを「基礎代謝」といって、何もしなくても消費されるエネルギーのことなんです。
体が冷えていると、この基礎代謝が下がってしまいます。体温が1度下がると、代謝が約12〜13%も低下すると言われているんです。
つまり、同じ食事をして同じ運動をしても、冷えている人の方が脂肪を燃やしにくいということなんですね。
血行が悪くなって老廃物がたまる
体が冷えると、血液の流れが悪くなります。血液は、体中に栄養や酸素を運ぶだけじゃなくて、老廃物(体にとって不要なもの)を回収して外に出す役割も持っているんです。
血行が悪くなると、この老廃物がうまく流れずに体の中にたまってしまいます。すると、むくみがひどくなってしまうんですね。
さらに、体が冷えて代謝が下がると、全身の脂肪が燃えにくくなります。特に女性の場合、お腹周りや太ももは体質的に脂肪がつきやすい部位。代謝が落ちると、これらの部位がさらに気になりやすくなってしまうんです。
内臓の働きも悪くなる
体の中心部、つまり内臓が冷えると、消化や吸収の働きも落ちてしまいます。
本来なら、食べたものはエネルギーとして使われるはずなのに、内臓が冷えているとうまく処理できなくて、脂肪として体に蓄えられやすくなってしまうんです。
それだけじゃありません。
内臓の冷えは腸の動きも悪くしてしまうので、便秘になりやすくなります。
便秘になると、老廃物が体の中にどんどんたまって、さらに代謝が下がる…こんな悪循環に陥ってしまうんですね。
「お腹を触ると冷たい」「便秘がち」という人は、内臓が冷えているサインかもしれません。
冷えと肥満の関係チェックリスト
こんな症状がある人は、冷えが原因で太りやすくなっているかもしれません。
- 手足がいつも冷たい
- 夕方になると脚がむくむ
- お腹を触ると冷たい
- お風呂から出てもすぐに体が冷える
- 運動してもなかなか汗をかかない
- 便秘がちで、お腹が張りやすい
- 肩こりや腰痛がある
- 疲れやすく、朝起きるのが辛い
いくつか当てはまる項目があった方も、心配しないでくださいね。体を温めて血行を良くする習慣を取り入れることで、少しずつ体質は変えていけます。
これからご紹介する方法を、まずは一つからでも試してみてください。
老廃物を流して痩せやすい体を作る方法
冷えを改善して、老廃物をちゃんと流せる体になれば、ダイエットの効果もぐんと上がります。ここからは、今日から始められる具体的な方法をご紹介しますね。
体を温める食事を心がけよう
食べ物には、体を温める効果があるものと、冷やす効果があるものがあります。冷えている人は、体を温める食材を意識して摂りましょう。
体を温めるのに役立つ食材:
- 生姜、唐辛子:体を温める成分が含まれています
- ネギ、ニンニク:血行を良くする働きがあります
- 根菜類(にんじん、ごぼう、れんこん、大根など):体を芯から温めると言われています
- 発酵食品(味噌、納豆、キムチなど):腸内環境を整えて代謝アップに役立ちます
- 温かいスープや鍋料理:食事で体を直接温められます
また、冷たい飲み物ばかり飲んでいると、内臓が冷えてしまいます。冷えが気になる方は、常温か温かい飲み物を選ぶようにしましょう。白湯や生姜紅茶、ほうじ茶などがおすすめです。特に生姜紅茶は、体を温める効果が期待できますよ。

適度な運動で血行を良くしよう
運動は、血液の流れを良くして、老廃物を流すのにとても効果的です。激しい運動じゃなくても大丈夫。自分のペースでできる運動を続けることが大切なんです。
おすすめの運動:
- ウォーキング:1日20〜30分、軽く息が弾む程度のペースで歩く
- ストレッチ:朝起きた時や寝る前に、全身の筋肉を伸ばす
- スクワット:太ももの大きな筋肉を使うので、代謝アップに効果的
- 足首回し:座ったままできて、むくみ解消にも良い
特に、太ももやふくらはぎの筋肉を動かすと、下半身にたまった血液や老廃物が流れやすくなりますよ。
お風呂でしっかり温まろう
効果的な入浴方法:
- お湯の温度は38〜40度くらいのぬるめに設定しましょう
- 15〜20分くらい、ゆっくりつかって体の芯から温めます
- 炭酸ガス系や生薬系の入浴剤を使うと、さらに温まり効果が高まります
- お風呂上がりは、湯冷めする前にパジャマを着て、髪もしっかり乾かしましょう
お風呂の中で足首を回したり、ふくらはぎをマッサージしたりすると、さらに老廃物が流れやすくなります。
マッサージやリンパケアを取り入れよう
リンパは、老廃物を回収して体の外に出す「下水道」のような役割をしています。でも、血液と違って心臓のような強力なポンプで押し流されるわけではないので、筋肉を動かしたり、マッサージをしたりして、流れを助けてあげることが大切なんです。
簡単なマッサージ方法:
- 足首から膝に向かって、下から上にさする
- 膝の裏を優しく押す(リンパ節があります)
- 太ももは、膝から脚の付け根に向かって、下から上にさする
- お腹は、おへそを中心に「の」の字を描くようにマッサージ
お風呂上がりの体が温まっている時にやると、より効果的ですよ。オイルやクリームを使うと、肌の滑りが良くなってやりやすくなります。
冷え対策グッズを活用しよう
日常生活の中で、ちょっとした工夫をすることも大切です。
- 靴下やレッグウォーマーで足首を温める
- 腹巻きでお腹を冷やさない
- カイロを腰やお腹に貼る(低温やけどに注意)
- 首にスカーフやストールを巻く
特に、「首」「手首」「足首」の3つの首を温めると、全身の血行が良くなりやすいんですよ。
漢方薬で体質改善を目指す方法も
「食事や運動を頑張ってるけど、なかなか体質が変わらない」という方には、漢方薬という選択肢もあります。
漢方は、東洋医学の考え方に基づいて、体全体のバランスを整えることを目指します。冷えや肥満に対しても、体質に合わせた漢方薬を使うことで、根本的な改善を図ることができるんです。
冷えや肥満に使われる代表的な漢方薬
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):冷えやむくみが気になる、血行が悪い人に
- 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):お腹周りの脂肪が気になる、便秘がちな人に
- 防己黄耆湯(ぼういおうぎとう):水太りタイプ、汗をかきやすい、疲れやすい人に
- 五苓散(ごれいさん):むくみがひどい、水分代謝が悪い人に
漢方薬は、あなたの体質に合ったものを選ぶことがとても大切です。自己判断で選ぶのではなく、医師や薬剤師に相談して、自分に合ったものを処方してもらいましょう。
【実例紹介】冷え改善で痩せやすくなった方々の体験談
実際に冷え対策を実践して、ダイエットに成功した方々の声をご紹介しますね。
30代女性の場合
デスクワークで一日中座りっぱなしの生活。夕方には脚がパンパンにむくんで、体重もじわじわ増えていました。「このままじゃダメだ」と思い、医師に相談したところ、五苓散という漢方薬を処方してもらいました。それと同時に、毎日湯船につかることと、寝る前のストレッチも始めたそうです。
1ヶ月続けたら、むくみが減って体が軽くなり、3ヶ月で4kgの減量に成功。「むくみが取れただけでこんなに変わるんだって驚きました。疲れにくくなって、仕事の集中力も上がった気がします」と実感しているそうです。
40代女性の場合
若い頃から冷え性で、太ももやお腹周りの脂肪が気になっていました。医師に相談して当帰芍薬散という漢方薬を始めたところ、少しずつ体が温まるようになって、代謝も上がってきた実感があったそうです。
食事も体を温めるものを意識して、軽いウォーキングも取り入れた結果、半年で6kgの減量に成功。「冷えが改善されたら、こんなに体が変わるんだって驚きました」と話してくれました。
お水をこまめに飲むことや、トイレを我慢しないことで、これらの症状を予防できますよ。
美容薬剤師からのアドバイス
冷えと肥満の関係は、想像以上に深いんです。体が冷えていると、どんなに食事制限や運動を頑張っても、なかなか結果が出にくいんですね。
でも、逆に言えば、冷えを改善して血行を良くすれば、老廃物がちゃんと流れて、代謝が上がって、痩せやすい体質に変わっていくということなんです。

大切なのは、「体を温める」ことを日常生活の中で習慣にすること。一度にたくさんのことを始める必要はありません。できることから、少しずつ取り入れてみてください。
- 毎日湯船につかる
- 温かい飲み物を飲む
- ちょっとしたストレッチをする
- 体を温める食材を意識して食べる
こういった小さな積み重ねが、あなたの体を変えていきます。
それから、「どうしても冷えが改善しない」「自分に合った方法がわからない」という方は、ぜひ医師や薬剤師に相談してみてください。漢方薬や生活習慣のアドバイスなど、あなたに合った方法を一緒に考えることができますよ。
まとめ
冷えは、「生まれつきの体質だから仕方ない」というものではありません。代謝を下げて、老廃物をためて、痩せにくい体を作ってしまう、体からの大切なサインなんです。
でも、安心してください。冷えは改善できます。体を温める食事、無理のない運動、毎日の入浴習慣…こういった日々の積み重ねが、血行を良くして、老廃物を流しやすくして、自然と痩せやすい体へと変えていってくれます。
「運動も食事制限も頑張ってるのに、全然痩せない」という方は、もしかしたら冷えが隠れた原因かもしれません。まずは、自分の体が冷えていないかチェックして、できることから一つずつ始めてみてください。
美容薬剤師として、いつもお伝えしていることがあります。ダイエットの本当の目的は、ただ体重を減らすことではありません。体を温めて、血液をしっかり巡らせて、代謝を上げることは、健康で元気な毎日を送るための土台作りなんです。
あなたの「変わりたい」という前向きな気持ちを、私たちは全力で応援します。焦らなくて大丈夫。無理せず、自分のペースで、理想の体と本当の健康を一緒に目指していきましょう。

