乾燥肌のかゆみがつらい…医師が処方する薬と正しいスキンケアで解決する方法
美容薬剤師が教える!美容/痩身/育毛/ホルモンケア
「お風呂上がりに体がかゆくて眠れない…」
「冬になると肌がカサカサして、ついかきむしっちゃう」
「クリームを塗っても全然よくならない」
そんな悩み、ありませんか?
乾燥肌のかゆみって、本当にしんどいですよね。
冬は空気が乾燥して、肌の水分が逃げやすく、
敏感肌やアトピー体質の方は特にかゆみや赤みが出やすくなります。
「市販のクリームが効かない」
「病院に行くべき?」「どんな薬が出るの?」
そんな疑問に答えるために今日は、
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乾燥肌のかゆみの仕組み
病院で処方されるお薬の種類
毎日のスキンケアで気をつけるポイント
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を、美容薬剤師の立場からやさしく解説しますね。
どうして乾燥肌になると、かゆくなるの?
乾燥肌のかゆみは、ただ「肌がカサカサしているから」という単純な理由ではないんです。
実は、肌の大切な機能が低下することで起こっているんですね。
肌のバリア機能って何なの?
肌には、「バリア機能」っていう、とっても大事な働きがあります。
イメージしやすいように言うと、肌は「お城の壁」みたいなものなんです。外から来る敵(ほこり、バイ菌、刺激)から、大切な体を守ってくれているんですね。健康な肌は、皮脂(あぶら)と水分がちょうどいいバランスで混ざっていて、しっかりした「壁」を作ってくれています。だから、ちょっとやそっとの刺激じゃ、何ともないんです。
でも、肌が乾燥すると、この「壁」がボロボロになって、穴が開いたみたいな状態になっちゃうんです。
どうしてかゆくなるの?
肌が乾燥すると、肌の中にある「かゆみを感じるセンサー(神経)」が、肌の表面の近くまで出てきちゃうんです。
普段は、このセンサーは肌の奥のほうに隠れているから、ちょっとやそっとじゃかゆくなりません。でも、乾燥すると、センサーが肌の表面近くまで来ちゃうから、ちょっと触っただけでも「かゆい!」って感じやすくなるんです。そして、かゆいからって掻いちゃうと、肌がもっと傷ついて、さっき言った「壁」がさらにボロボロになります。すると、もっとかゆくなって、また掻いちゃって…という悪いループにハマっちゃうんですね。
だから、「かゆいけど掻かない!」って我慢するのが大事…なんだけど、それってすごく難しいですよね。だからこそ、お薬やスキンケアで、かゆみをちゃんと抑えることが必要なんです。
どんな人が乾燥肌のかゆみに悩みやすいの?
乾燥肌のかゆみは、誰にでも起こる可能性がありますが、特に注意が必要な方もいます。
⚫️もともと敏感肌・アトピー肌の人
敏感肌やアトピー肌の人は、生まれつき肌の「壁」が弱かったり、皮脂(肌を守るあぶら)が少なかったりすることがあるんです。
だから、乾燥による刺激をすごく受けやすくて、かゆくなったり、赤くなったり、肌が荒れたりしやすいんですね。
アトピー性皮膚炎の人は、特定の刺激や、アレルギーの原因になるもの(ハウスダストとか、花粉とか)に反応して、炎症がすごく強く出ることもあります。
「私だけこんなにかゆいのかな…」って思っちゃうかもしれないけど、同じように悩んでいる人はたくさんいますよ。一人で抱え込まないで、ちゃんと対処していきましょうね。
⚫️冬や乾燥した場所にいることが多い人
冬って、空気がすごく乾燥しますよね。空気が乾燥すると、肌の水分がどんどん逃げていっちゃうんです。さらに、暖房をつけると、部屋の中の湿気がもっと減って、肌がカラカラになりやすくなります。
エアコンがガンガン効いたオフィスや教室で長い時間過ごす人も、肌が乾燥しやすいです。
それから、「お風呂に長く入るのが好き♪」っていう人も、実は要注意なんです。お湯に長く浸かると、肌の水分や油分が逃げちゃって、お風呂から出たあとに肌がカピカピになりやすいんですよ。
「あったかいお風呂、気持ちいいのになぁ…」って思うかもしれないけど、肌のためには、ちょっと短めにしたほうがいいんです。
⚫️年齢を重ねた人
実は、年を取ると、肌の皮脂(あぶら)が出にくくなったり、肌が水分をキープする力が弱くなったりするんです。特に40歳を過ぎたあたりから、「あれ、昔より肌が乾燥しやすくなったな…」って感じる人が多いです。お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんが「冬になると肌がカサカサする」って言ってたら、これが原因かもしれませんね。だから、年を取るほど、もっと丁寧に肌をいたわってあげる必要があるんですよ。
医師が処方する、かゆみを抑える薬にはどんなものがあるの?
乾燥肌のかゆみがひどいとき、ドラッグストアで買える保湿クリームだけじゃ、なかなか良くならないことがあります。
「もう何日も我慢してるのに、全然治らない…」「夜も眠れないくらいかゆい…」そんなときは、皮膚科のお医者さんに診てもらって、ちゃんとしたお薬を出してもらうことが大事なんです。「病院って、なんだか行きにくいな…」って思うかもしれないけど、我慢しすぎると、もっとひどくなっちゃうこともあります。だから、つらいときは、ちゃんと相談してくださいね。それでは、お医者さんが出してくれるお薬には、どんなものがあるのか見ていきましょう。
保湿剤(病院でもらえるもの)
病院で出してもらえる保湿剤は、ドラッグストアで売っているものよりも、保湿する力が強いんです。肌の「壁」を修理して、元気にしてくれる働きがあります。
代表的なお薬
- ヘパリン類似物質(ヒルドイドなど):肌の奥のほうまで水分を届けてくれて、血の流れも良くしてくれます。乾燥でできた小じわや、赤みにも効果があります
- ワセリン:肌の表面に、あぶらの薄い膜を作ってくれます。そうすると、肌の水分が逃げにくくなるんです。刺激が少ないから、敏感肌の人も使いやすいですよ
- 尿素(にょうそ)配合クリーム(ウレパールなど):固くなった角質を柔らかくして、肌が水分を保ちやすくしてくれます。ただし、ひっかき傷があるときや、炎症があるときは使えません。また、**顔には使わないでください。**顔の皮膚は体よりもずっと薄くてデリケートなので、体用の尿素クリームは刺激が強すぎて、赤くなったり、かゆくなったりすることがあります。尿素クリームは、主にひじ、ひざ、かかとなど、角質が厚く固くなった部分に使うお薬です
保湿剤を塗るベストタイミング
お風呂から出たら、できるだけ早めに塗るのがおすすめです。入浴中に肌が吸収した水分は、10分くらいで元に戻ってしまうと言われています。ただし、最近の研究では、入浴直後に塗っても、30分後に塗っても、保湿効果にはそれほど大きな差がないことがわかってきました。だから、「5分以内に塗らなきゃ!」って焦らなくても大丈夫です。一番大事なのは、**毎日ちゃんと塗り続けること**なんですよ。とはいえ、お風呂上がりは肌が乾燥しやすい状態なので、体を拭いたら、できるだけ早めに保湿する習慣をつけるといいですね。
かゆみ止めの飲み薬(抗ヒスタミン薬)
「もう我慢できない!かゆすぎる!」っていうときは、飲むタイプのかゆみ止めを出してもらえることがあります。体の中で「かゆみ」を起こす物質(ヒスタミンっていいます)の働きを止めて、かゆみを和らげてくれるお薬です。
※ちょっと注意!
このお薬を飲むと、眠くなることがあります。だから、車の運転をする人や、機械を使う仕事をする人は、気をつけないといけません。でも安心してください。最近は、眠くなりにくいタイプのお薬もあるので、お医者さんに「眠くなりにくいのがいいです」って相談してみましょう。学校がある日や、大事な予定がある日は、眠くなりにくいタイプのほうがいいかもしれませんね。
炎症を抑える塗り薬(ステロイド)
かゆみだけじゃなくて、肌が赤くなっていたり、腫れていたりするときは、ステロイドっていう塗り薬を出してもらえることがあります。
「えっ、ステロイド!?怖い!」って思った人もいるかもしれませんね。**でも大丈夫です。**ちゃんとお医者さんの言う通りに使えば、とっても安全で、効果もばっちりなお薬なんですよ。
ステロイドは、炎症をすばやく抑えてくれるので、かゆみや赤みをしっかり治してくれます。ステロイドには、「強さ」のレベルがあって、お医者さんが、あなたの症状に合わせてちょうどいい強さのものを選んでくれます。
たとえば、顔や首など、皮膚が薄くてデリケートな場所には、弱めのステロイドを使います。体や足など、皮膚が厚い場所には、もうちょっと強めのものを使う、っていう感じです。
ステロイドを使うときに気をつけること!!
- お医者さんが言った量と期間を守って使う
- 症状が良くなってきたら、いきなりやめるんじゃなくて、だんだん回数を減らしていく
- 顔や首には、お医者さんが「いいよ」って言わない限り、長い間は使わない
ちゃんと守れば、全然怖くないので安心してくださいね。
炎症を抑える塗り薬(ステロイドじゃないタイプ)
「ステロイドをずっと使い続けるのはちょっと…」っていう人や、顔みたいなデリケートな場所に使いたい人には、ステロイドじゃない炎症止めの塗り薬もあります。
タクロリムス軟膏(プロトピックなど)っていうお薬で、アトピー性皮膚炎の治療でよく使われています。ステロイドとは違うやり方で、炎症を抑えてくれるんです。
※ちょっと注意!
使い始めのころ、ヒリヒリしたり、ちょっと熱い感じがしたりすることがあります。「え、大丈夫かな…」って心配になるかもしれないけど、多くの場合、使い続けているうちに、その感じはなくなっていきます。でも、もし「痛すぎる!」「我慢できない!」っていうくらいひどかったら、すぐにお医者さんに相談してくださいね。
薬と一緒に大切!正しいスキンケアの方法
お薬をちゃんと使うことも大事だけど、それと同じくらい、毎日のスキンケアも大切なんです。せっかくいいお薬を使っても、毎日のケアが間違っていると、お薬の効果が半分くらいになっちゃうこともあるんですよ。「えー、めんどくさそう…」って思ったかな?大丈夫、難しいことはありません。ちょっとしたコツを知っていれば、誰でもできますよ。
お風呂に入るとき・顔を洗うとき
体を洗う時は、タオルでゴシゴシこするんじゃなくて、手のひらに泡をとって、優しく洗うようにしてくださいね。
- お湯の温度は、ぬるめ(38〜40度くらい)に:「ちょっとぬるいかな?」って感じるくらいがちょうどいいです。熱いお湯だと、肌の大切なあぶらまで流れちゃいます
- ゴシゴシこすらない:泡で優しく洗うイメージで。肌をなでるような感じですね
- 長風呂しない:15分以内がおすすめ。「もうちょっと入っていたいな〜」って思うくらいで出るのがベストです
- 洗浄力が強い石鹸やボディソープは使わない:敏感肌用の、やさしいタイプを選びましょう
「泡で洗うだけで汚れが落ちるの?」って思うかもしれないけど、大丈夫!泡には汚れを包み込んで落とす力があるから、こすらなくてもちゃんときれいになりますよ。
保湿、保湿、とにかく保湿!
乾燥肌のスキンケアで、一番大事なのが保湿です。これだけは絶対に忘れないでくださいね!
- お風呂から出て5分以内に保湿!:肌にまだ水分が残っているうちに塗りましょう。「後でいいや〜」って思ってると、あっという間に肌が乾燥しちゃいます
- たっぷり使う:「もったいないな…」って思っても、ケチらずにたっぷり塗ってください。効果が全然違います!
- こまめに塗り直す:朝と夜だけじゃなくて、昼間も「あ、肌が乾燥してきたな」って思ったら塗り直しましょう
- 体全体に塗る:顔だけじゃなくて、体全体の保湿も忘れずに。特に、すね、ひじ、ひざは乾燥しやすいから要注意です
大事なポイント
化粧水だけで終わらせちゃダメですよ!化粧水のあとに、クリームやオイルで、水分が逃げないように「フタ」をすることが大切なんです。化粧水だけだと、せっかくの水分がどんどん蒸発しちゃうので、意味がなくなっちゃいます。
どんなスキンケア用品を選べばいい?
乾燥肌や敏感肌の人は、スキンケア用品を選ぶときも、ちょっと気をつけないといけません。
- アルコールが入っていないもの:アルコールは、肌をもっと乾燥させちゃいます。「アルコールフリー」とか「ノンアルコール」って書いてあるものを選びましょう
- 香料・着色料が入っていないもの:いい香りのするものもいいけど、敏感肌には刺激になることがあります。「無香料」「無着色」のものが安心です
- セラミド配合のもの:セラミドは、肌の「壁」を強くしてくれる成分です。これが入っているとGoodです!
- ビタミンC誘導体配合のもの:炎症を抑えたり、肌の「壁」を強くしたりしてくれます
化粧水を選ぶときは、ボトルの裏側をちゃんと見て、アルコールとか、刺激が強そうな成分が入っていないかチェックしましょうね。「成分表示って、難しくてわかんない…」場合はお店の人や薬剤師さんに聞いてみてくださいね!
生活習慣でできる乾燥肌・かゆみ対策
お薬とスキンケアだけじゃなくて、毎日の生活でできることもたくさんあります。
「え〜、まだあるの?」って思ったかもしれないけど、どれも簡単なことばかりだから安心してね。ちょっとした工夫で、肌がグッと良くなりますよ!
部屋の湿度を上げよう
冬は特に、部屋の中の湿度が40%以下になっちゃうことが多いです。肌にとって理想的な湿度は、50〜60%くらいなんですよ。
湿度を上げる簡単な方法
- 加湿器を使う:一番確実な方法です。お部屋にひとつあるといいですね
- 洗濯物を部屋干しする:「外に干せないから部屋干ししちゃった…」っていうときも、実は肌にはプラスなんです!
- 観葉植物を置く:植物は水分を空気中に出してくれるので、自然の加湿器みたいなものでする、体の水分が足りなくなることがある
コップに水を入れて置いておくだけでも、少しは違います!
着る服にも気をつけよう
実は直接肌に触れる服の素材も、かゆみに影響します!
- 綿100%の柔らかい服を選ぶのがベスト
- ウールやナイロンみたいな、チクチクする素材は避けましょう。「あったかいから冬はウール♪」って思うかもしれないけど、肌には刺激が強いんです
- 洗剤や柔軟剤も、無香料・低刺激タイプにするといいですよ
寝るときのパジャマや、肌着は特に大事です。「寝てる間に無意識にかいちゃう…」っていう人は、パジャマを綿100%に変えるだけで、だいぶ違うかもしれません(^^)
食べ物で体の中から肌を元気に!
外からのケアも大事だけど、食べ物で体の中から肌を健康にすることもできるんです。
- ビタミンC:みかんやオレンジ、ブロッコリー、パプリカなどに入っています。肌の「壁」を強くしてくれます
- ビタミンE:ナッツ類、アボカド、植物油などに入っています。血の流れを良くして、肌の新陳代謝(新しい肌が生まれるサイクル)を助けます
- オメガ3脂肪酸:サバやイワシなどの青魚、亜麻仁油などに入っています。肌の炎症を抑える働きがあります
- たんぱく質:お肉、お魚、卵、豆腐などに入っています。肌を作る材料になります
「難しそう…」って思った?大丈夫、全部を毎日食べなきゃいけないわけじゃありません。「今日はサバの塩焼きにしようかな」「おやつにみかん食べよう」くらいの気持ちでOKです!
バランスの良い食事を心がけるだけで、肌も少しずつ元気になっていきますよ。を見直すことも大事なんです。
【実例紹介】乾燥肌のかゆみを改善した方々の体験談
「本当に良くなるのかな…?」って不安に思っている人もいるかもしれませんね。
だから、実際に乾燥肌のかゆみで悩んでいた人たちが、どうやって良くなっていったのか、お話をご紹介しますね。「私と同じだ!」って思える人がいるかもしれません。
30代女性の場合
この方は、もともと敏感肌で、冬になるとひどい乾燥とかゆみに悩まされていました。
「夜中にかゆくて目が覚めちゃう…」「気づいたら血が出るまで掻きむしってる…」っていう状態で、肌がボロボロになってしまったそうです。
「これはもう限界…」と思って、勇気を出して皮膚科に行ったところ、お医者さんが、医療用のヘパリン類似物質(保湿剤)と、軽いステロイドの塗り薬を出してくれました。
最初は「ステロイドって怖い…」って思っていたそうですが、お医者さんが丁寧に説明してくれて、「ちゃんと使えば大丈夫なんだ」って安心できたそうです。
そして、言われた通りに使っていたら、2週間くらいで、赤みとかゆみがかなり良くなりました。その後は、保湿剤だけで肌の状態をキープできるようになったそうです。
「もっと早く病院に行けばよかった!我慢しすぎて、かえってひどくなっちゃったから…」って話していました。
50代男性・アトピー肌の場合
この方は、子どものころからアトピー性皮膚炎があって、大人になってからも、冬の乾燥でかゆみがひどくなっていました。特に、仕事でストレスがかかったときに、症状がすごく悪化するのが悩みだったそうです。
「このままじゃ仕事にも集中できない…」と思って、お医者さんに診てもらったところ、非ステロイドの炎症止めの塗り薬(タクロリムス軟膏)と、飲むタイプのかゆみ止め(抗ヒスタミン薬)を出してもらいました。それに加えて、医療用の保湿剤も処方してもらったそうです。
それと同時に、生活習慣も見直しました。部屋に加湿器を置いたり、肌着を綿100%のものに変えたり。そして何より、お風呂上がりに必ず保湿剤を塗る習慣をつけたそうです。「今まで、保湿ってあんまり真剣にやってなかったんだよね…」って言っていました。
そうしたら、1ヶ月くらいで、夜中に掻きむしることがなくなって、「久しぶりにぐっすり眠れるようになった!」「仕事にも集中できるようになって、本当に楽になった」って、生活の質がグッと良くなったそうです。
「毎日の保湿が、こんなに大事だったなんて知らなかった。早く相談してよかった。もっと早く行けばよかったくらい」って話していました。
美容薬剤師からのアドバイス
乾燥肌のかゆみって、我慢すればするほど、どんどん悪くなっちゃいます。「たかが乾燥でしょ」「そのうち治るかも」って思わないでくださいね。早めに対処することが、本当に大事なんです。
大切なこと・・・・
- かゆみがひどいとき、肌が赤くなっているときは、早めに皮膚科に行く(我慢しすぎないで!)
- ドラッグストアで買ったクリームで良くならないときは、病院で医療用の保湿剤を出してもらう
- ステロイドは、お医者さんの言う通りに使えば安全で、効果もばっちり
- お薬だけじゃなくて、スキンケアと生活習慣も一緒に見直す
乾燥肌のケアは、「続けること」が何よりも大切です。「あ、良くなった!」って思っても、すぐに保湿をやめちゃうと、また乾燥してかゆみが戻ってきちゃいます。特に冬は、毎日しっかり保湿を続けることで、肌の「壁」を守ることができますよ。それから、「自分の肌に合うかわからない」「どのお薬がいいのかわからない」って不安な人は、オンラインで相談できる薬局もあります。家にいながら、薬剤師さんやお医者さんに相談できるので、「病院に行く時間がない…」「人に会いたくない…」っていう人にもおすすめです。一人で悩まないで、ちゃんと専門医に相談しましょう。
まとめ
乾燥肌のかゆみは、肌の「壁」(バリア機能)が弱くなって、炎症が起きることで発生します。特に冬は、空気がカラカラに乾燥したり、暖房を使ったりするから、症状がひどくなりやすいんです。もともと敏感肌だったり、アトピー肌だったりする人は、肌の「壁」が弱いので、もっと気をつける必要があります。お医者さんが出してくれるお薬には、いろいろな種類があります。
- 保湿剤(肌の水分を守る)
- かゆみ止めの飲み薬(かゆみを体の中から抑える)
- 炎症止めの塗り薬(ステロイドと、ステロイドじゃないタイプがある)これらのお薬は、あなたの症状に合わせて、お医者さんが選んでくれます。お薬の効果をしっかり出すためには、正しいスキンケア(優しく洗う、たっぷり保湿する)と、生活習慣の見直し(部屋の湿度を上げる、綿100%の服を選ぶ、栄養のある食事をする)も大事です。
ビタミンCなどの栄養をしっかり摂ることで、体の中から肌を健康にすることもできます。
美容薬剤師として、あなたに伝えたいこと。それは、乾燥肌のかゆみは我慢しないで、早めにちゃんと対処してほしいということです。
「ちょっと乾燥してるだけだし…」って放っておくと、かゆみがどんどんひどくなって、掻きむしって肌が傷ついて、もっともっと悪くなる…っていう悪いループにハマっちゃいます。かゆみがひどかったり、肌が赤くなっていたり、炎症が起きていたりしたら、「病院に行くの、めんどくさいな…」なんて思わないで、ちゃんと皮膚科に行ってくださいね。お医者さんに診てもらって、あなたの肌に合ったお薬を出してもらえば、つらいかゆみから解放されますよ。あなたの肌が元気で快適になるように、私たち美容薬剤師がオンラインを通じて専門的なアドバイスをお届けします。
一人で悩まないで。まずは一歩踏み出して、ぜひ専門家に相談してみてください。
監修:美容薬剤師 吉竹麻由子
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