顔のシミを治すには?薬とスキンケアでできるシミ対策|美容薬剤師がやさしく解説

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顔のシミを治すには?薬とスキンケアでできるシミ対策|美容薬剤師がやさしく解説

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「シミって、どうやって治したらいいの?」

「顔のシミ、どうやって治したらいいの?」そんなふうに感じたことはありませんか?
シミには種類があり、原因もホルモンや紫外線、年齢などさまざま。自己判断で選んだ薬や化粧品ではなかなか改善しないこともあります。この記事では、美容薬剤師の視点から、シミの原因や正しい治し方、医療で使われる薬の効果やスキンケアのコツまで、わかりやすくお伝えします。市販薬と医療薬の違いや、オンラインで始められる治療の選択肢もご紹介します。

シミの悩み、どう治す?まずは正しい知識から

シミは、紫外線やホルモンバランスの乱れ、加齢などが原因でできる「メラニンの沈着。特に顔にできると、見た目の印象に大きく影響するため、多くの方が悩みを抱えています。

「化粧でも隠しきれない」「老けて見える気がする」そんなコンプレックスは、自己肯定感にも影響しますよね。けれど、正しい知識と対策を知ることで、シミはしっかりケアできるんです。

シミができるメカニズムと主な原因

シミの正体は、メラノサイト(色素細胞)が作り出す「メラニン」。紫外線や炎症などの刺激によって過剰に生成され、肌に蓄積することでシミとなります。

代表的な原因は以下の通り

シミが与える心への影響も見逃せません

シミが見た目にもたらす悩み

シミに悩む方の多くは、「顔にあるだけで老けて見える」「すっぴんに自信が持てない」といった外見へのコンプレックスを抱えています。特にマスクを外す場面では、「見られてるかも…」と人目が気になってしまい、日常の中で小さなストレスが積み重なってしまうことも。

メイクでも隠せないストレス

また、メイクで隠そうとしてもコンシーラーやファンデーションでは完全に消えず、厚塗りになって不自然に見えることが、さらなる悩みに。「どう隠しても納得できない…」という声は少なくありません。

治療法への迷いと再発への不安

さらに「どんな治療が効果的なのか分からない」「高額なレーザー治療に踏み切れない」「市販薬では治らないのでは?」といった治療法への迷いや不安もよくある声です。

そして多くの方が口にするのが、「一度薄くなっても、また出てきたらどうしよう…」という再発の恐怖。紫外線対策をしていても完全に防げるわけではないため、「もう諦めるしかないのかな」と気持ちが沈んでしまうこともあります。

シミは“肌の悩み”であり“心の悩み”でもある

このように、シミは肌の見た目だけでなく、心の負担や自己肯定感の低下、対人関係のストレスにもつながる繊細な悩みです。だからこそ、正しい知識と自分に合った治療法で、前向きにケアを始めることがとても大切なのです。

薬で治す?化粧品で治す?シミ治療の選択肢

外用薬(塗り薬)

内服薬(飲み薬)

美容施術

【症例紹介】40代女性・シミの混在タイプに行った治療

お悩み:頬全体に広がるくすみと複数のシミ

今回ご紹介するのは、顔全体のシミとくすみに悩んでいた40代女性のケースです。

診察の結果、頬を中心に「肝斑」と「老人性色素斑」が混在しており、紫外線対策が不十分だったこともシミの悪化に影響していました。

治療1:内服薬で内側からしっかりケア

まずは内側からのアプローチとして、メラニンの生成を抑えるトラネキサム酸を8週間処方。さらに、抗酸化作用と美白効果を高めるためにビタミンCとビタミンEを併用しました。

治療2:外用薬はハイドロキノンとトレチノインを慎重に使用

外用ケアでは、夜にハイドロキノン4%クリームを気になる部位に塗布
肌への負担を考慮し、2,3日に1回からスタートし、反応を見ながら徐々に使用頻度を増やしていきました。また、ターンオーバーを促進してシミの排出を助けるトレチノイン(0.025%)も隔日で併用。乾燥や赤みなどの副反応に注意しながら進めました

治療3:スキンケアの見直しと紫外線対策を徹底

治療と並行して、美容薬剤師から日焼け止めの毎日使用や、やさしい保湿スキンケアのアドバイスも実施。肌を刺激から守る習慣づけも大きなポイントでした。

治療の経過と結果

4週目には、肌全体のくすみが改善し、明るさを実感。
8週目には肝斑の輪郭がぼやけて薄くなり、老人性色素斑も目立たなくなりました。
12週目には、ファンデーションなしでも気にならないほどまでシミが薄くなり、ご本人も「肌が変わっていくのが嬉しかった」と前向きなコメントをいただきました。

このケースから分かること

肝斑と老人性色素斑のように、複数の種類のシミが混在している場合は、内服薬・外用薬・スキンケアの三方向からアプローチすることで相乗効果が生まれることが分かります。自己判断では難しいケースもあるからこそ、美容薬剤師や医師と相談しながら、丁寧に・段階的に治療を進めることがとても大切ですね。

シミを治すなら“自分の肌に合った”対策が一番

「シミを本気で治したいなら、種類を見極めて正しい方法を選ぶことが大切。とくに肝斑のような“見分けにくく治しづらいシミ”には、外用・内服・生活ケアを組み合わせた多角的アプローチが効果的です。

また、治療後も紫外線対策や肌へのやさしいケアを継続することで、再発を防ぎ、美しい肌をキープできます。

自分に合った“治し方”を、無理なく続けたいあなたへ

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「病院に行くのはハードルが高い」「自分に合った薬やスキンケアを知りたい」
そんな方におすすめしたいのが、美容薬局®︎オンラインのサポートです。

シミを治す第一歩は、「自分の肌に合った正しいケアを知ること」から。
焦らず、でも確実に変わっていく自分の肌と向き合うために。
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監修:美容薬剤師 吉竹麻由子

皮膚科:メディカル スキンケア【シミ・肝斑】

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